今日は昨年の夏に自宅をリフォームした際、リビングの壁を自分で塗った時のお話をします。
そもそも壁は自分で塗装できるの?しかも壁紙の上から?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、今は塗料も進化していて不慣れな私でも取り扱いが簡単な「壁紙の上から塗れる塗料」という優れた商品があるんです。
壁紙を剥がしてアクセントクロスを貼ることも考えたのですが、壁紙を貼り直す時は下地が大事になってくるんですね。
壁に凹凸ができないようにパテで平らにすることもしなくてはならないので、そこまで手間を掛けることは出来ない…
パパっと終わらせてしまおうということで塗料にしました。
使用した塗料
メーカー:壁紙屋本舗
品 名:イマジンウォールペイント ボタニカラーズ
カラー :【240】binroujyu ビンロウジュ
この塗料は非常に扱いやすかったです。
まず臭いが少ない、塗料独特の鼻につくような臭いは感じず室内での作業が楽でした。
粘度ですが柔らかすぎず硬すぎず、壁に塗った時の伸びも良かったです。
いよいよ塗る作業開始です。
また塗る作業がとっても楽しくて、大きなキャンバスに自由に絵を描いてるイメージ♪
細かいところは刷毛よりも筆の方が作業しやすく、大きな面はローラーでひたすら塗る作業を
繰り返しました。幅3600×高さ2000ぐらいの全面を塗り終わるのに2時間ほどかかりました。
作業する中で注意する点がいくつかありましたので参考にしてください。
<注意する点>
1,一度に塗って終わりではなく色ムラをなくすために2~3度重ね塗りをすること。
2,壁紙が少し凸凹したデザインの物は近づいて見てみるとくぼみが塗れていないのでそこは筆で塗る。意外にこちらの作業の方が時間が掛かりました。
3,塗り途中、後ろに下がって全体を確認する。
4,汚れてもいい服装で行う。←ローラーから細かい塗料飛んできます!
←塗り終わって養生も剥がしたところです。
遠くから見るとムラがあるように見えますが、完全に乾くとこのムラもなくなりとてもきれいに仕上がりました。
夏場でしたがこのムラがなくなるのに2日ほど掛かりましたので冬場ですともう少しお時間要すると思います。
今回はリビングでしたが、トイレや部屋のコーナーなどコンパクトな場所からだと挑戦しやすいと思います。賃貸物件では水回り、トイレを確認するお客様が殆どです。
高コストなリフォームは無理でも壁紙を塗ってアクセントをつけるだけでも印象が変わります。
オーナー様はご自身で自分の物件をDIYなさるのも初期費用が抑えられますし空き室対策としても有効な手段でお勧めです。どの色が良いか迷ってしまうなどお困り事がありましたらご相談賜りますのでお気軽にお問合わせください^^